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日本同盟基督教団 教団事務所 

チーム・ジーザス 青年局局長 山本陽一郎

チーム・ジーザス

青年局局長 山本陽一郎(多治見中央キリスト教会牧師)

また、十二人を呼び、二人ずつ遣わし始めて、彼らに汚れた霊を制する権威をお授けになった。(マルコ6章7節)

1人の努力はその人を成長させます。積み重ねが実りをもたらします。ただ、1人の努力ではできないこともあります。それは「協力」です。
漢字の「協」は、「合わせる・まとめる」意味をもつ「十」と、右側は「力」を3つ組み上げて成り立っています。
しかし、「協力」という字をあらためて見ると、まるで「十字架のイエスさまのもとで力を合わせれば、一人ひとりの力は小さくても大きな力になる」。そんなふうにも見えてきます。

イエスさまの方法
イエスさまはおひとりで御国の働きを進めようと思えばそうできたでしょう。しかし、イエスさまがとられたのは違う方法でした。チームを作り、ご自身の働きを継承していく人々によって、さらに宣教を拡大していくという方法でした。はじめはイエス・キリストを中心に行われてきたガリラヤでの宣教活動が、弟子たちの働きとして受け継がれ、繰り返され、拡げられていったのです。そして、十字架と復活、大宣教命令があり、初代教会や代々の教会を経て、今もこの御国の働きは続いています。
キリスト教会の働き、それは、イエス・キリストの働きの継承です。ここにいる私たち一人ひとりは、イエスさまご自身によってチーム・ジーザスの一員に選ばれ、その働きを受け継ぐ者として遣わされているのです。それぞれの教会や地域、時代や状況などによって方法は様々ですが、チーム・ジーザスのやっていることは昔も今もこれからも同じなのです。

ともに
来年夏に「フロンティア2024青年宣教大会」が開催されます。今回の実行委員会は初めて信徒と教職で構成されました。若いメンバーたちとともに考え、語り合い、宣教のため奉仕できることは大きな喜びです。
また、去る10月に開かれた秋の研修会は「THINK AGAINとぅげざー〜これからの宣教〜」というテーマのとおり、参加者たちがともに宣教について考え、各世代やグループで語り合いました。心燃やされたという声が多く聞かれました。
イエスさまは「十二人を呼び、二人ずつ遣わし」ました。主は愛する弟子たちを1人ずつ遣わしたのではなく、ともに行きなさいと言われたのです。1人では対応しきれないことも、2人なら立ち向かえます。いっしょなら祈り合い、相談し、励まし合うことができます。
あの12人の弟子たちは「無学な普通の人」(使徒4章13節)でした。しかし、主が選ばれたこの小さなチームが世界を大きく変えたのです。

主が遣わしてくださったから
東京にある教団事務所の入口には、「全世界に出て行き、すべての造られた者に福音を宣べ伝えなさい。」(マルコ16章15節)というイエスさまのことばが掲げられています。
主がご計画のうちに私たちを選び、全世界に、この時代に遣わしてくださいました。主は私たちとともにおられ、私たちの宣教協力と交わりの中にみわざを現してくださいます。
今、私たちの目に映るものの中には困難な課題が多くあります。しかし、だからこそ協力し、積極的に工夫しましょう。どの時代の教会もそうやって福音を人々に届けてきたはずです。
宣教の原動力は聖霊です。そして、聖霊は交わりを深められるように私たちを励まし、変えてくださいます。教職も信徒も、開拓教会も大きな教会も、教団全体が協力して宣教を進めていくことが大切です。
いっしょにやりましょう。今こそ、宣教協力の具体的な姿勢が私たちに問われています。混迷の時代の中で人々に福音を宣べ伝えていくために力を合わせましょう。主が遣わしてくださったチーム・ジーザスとして。

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