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日本同盟基督教団 教団事務所 

東北宣教プロジェクトNEWS No.26

東北宣教プロジェクトNEWS No.26
教会による支援と宣教
秋山善久(仙台のぞみ教会牧師)

東北宣教プロジェクトは、大震災の被災者を支援しながら、そこに神の国の福音が届けられることを目指しています。当初は、キリスト者の愛と教会の社会的責任という面から始まった教団の働きでした。それが摂理的に導かれて現在があります。
皆様からの支援は、これまでどれだけ多くの人の励ましとなったか知れません。被災者の多くは、今も深い喪失感を抱いています。そうしたところだからこそ、本当の救いを伝えたいのです。
昨年、グレイスハウス教会は、教団の第二種教会になりました。設立式では、この教会の役割が、支援をしながら福音によって教会を形成することにあると確認されました。
主イエスは、「人の子は、失われた者を探して救うために来たのです」( ルカ19章10節) と言われました。教会の第一の役割は、「失われた者を探して救う」ことに他なりません。
支援活動は、時間の経過と共に縮小を余儀なくされるものです。これに対し福音宣教はますます発展的に展開されるべきです。この過程にある支援活動は、福音に対し心を開かせるかというと、必ずしもそう単純に言えません。私自身、今まで支援活動をしてきて福音宣教の接点の難しさを味わってきました。現地で働く齋藤師は、前回のニュースレターで、そうした問題点を指摘しています。
「北に帰る人の群れは誰も無口で」と古い演歌に歌われたように、東北の人は寡黙なところがあります。表面的には饒舌にみえても、心の底には決して開けない小部屋をもっていたりする。悲しみや苦しみを心の蔵に仕舞い込む傾向は、他の地域よりずっと強いのではないかと思うのです。ましてトラウマになっている震災の記憶はなおさらです。
そうしたことを考えると、東北宣教プロジェクトは、津波で埋まった耕地を取り戻すような面があります。まずは支援活動によって心の土砂を取り除ける。そこから種蒔きが始まります。もちろん機会があれば福音を語るのですが、時間と忍耐を要するのです。あるいは「パンを水の上に投げる」( 伝道者11章1節) 覚悟が必要でしょう。
支援活動と福音宣教はグレイスハウス教会が主体的に行います。プロジェクト委員会では、皆様のご協力を得ながら、その働きを背後から特に経済と広報において支えています。長い道のりではありますが、皆様の一層のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

【祈 る】
齋藤師夫妻とチョイ宣教師夫妻の協働が祝され、教会に礼拝者、求道者が送られてくるように。冬の期間の健康、運転、働きが守られるように。

【送 る】
集会、訪問用に各地の名物、賞味期限の長いもの、個包装のお菓子を募集しています。

【参加する】
個人、教会、宣教区からのチームを募集しています。交通費・滞在費は自弁となりますが、活動費の心配はいりません。なによりも仕える喜び、出会いの喜びを味わうことができます!お気軽にご相談ください。

【献げる】
2019 年度も年間予算350 万円達成の見込みであることを感謝します(10 月終了時点)。岩手三陸の宣教と支援活動を覚えておささげくださいましたお一人おひとり、各教会が祝福され、新年度も必要が満たされ、ますます福音が前進していきますよう、ご支援をよろしくお願いいたします。