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日本同盟基督教団 教団事務所 

第71 回教団総会の報告

第71 回教団総会の報告 神の国の拡大に目を向けて

議長 奥山信

 第71回教団総会が、3月17日㈫に東京両国の国際ファッションセンター(KFC HallAnnex)にて行われました。登録議員101名、出席議員80名、陪席者43名でした。
本来、2日間かけて行われる予定の総会でしたが、世界中に蔓延している新型コロナウイルスの感染リスクを下げるため、半日に短縮しての会議となりま
した。会場に入る際は手指消毒、マスク着用を義務付け、感染リスクの高い食事提供が無い時間帯の日程が組まれました。
急を要する事態に備え、不安と戸惑いの中ではありましたが、開会礼拝にて廣瀬薫理事長が、神の国の完成を目指す使命を明確に語ってくださいました。ローマ人への手紙14章17節から、神の国に反する自己欲の飲食(食べたり飲んだり)が加速する世にあって、私たちは福音主義に立つ「宣教的霊性」を堅持しつつ神の国の拡大を目指し、聖霊の力をいただき主のみこころを実現する思いを高められて本会議へ臨みました。
今回は時間短縮を目的に事前質問を呼びかけていました。多くの質問状が届き、会議への熱心さが伝わってきました。様々な制約がありつつも、会議が機械的にならないように願いつつ議事を進めて行きましたが、思いのほか活発な議論がなされたように思います。近年ますます信仰の内実が問われる教会と国家の問題、教師職引退後に生活困難の中にある方々も含め現職教師の待遇と宣教の課題について議論がなされました。また教会内において実態はつかめないが看過できないハラスメント問題の防止に向けて、ハラスメント相談窓口を設置する決議がなされました。
第一種教会設立1件、第二種教会設立1件、補教師准允10名、正教師按手9名、正教師加入1名が承認され、喜びを共にすることができました。引退さる教職の方々も増えていますが、これまでの尊いお働きをねぎらうと共に、同盟基督教団が大切にしてきた宣教協力の情熱を、新しく加えられた新しい世代が担っていくことへの大きな期待を抱くことができました。
最後に扱いました第7号議案の教師職務規定変更の件は時間切れとなり廃案(次年度に修正を加えて提出できる)となりましたが、それ以外の1号議案から14号議案までは原案通り可決承認されました。限られた時間の中、今回は理事選挙もあり議事進行を苦慮する場面もありましたが、議員の皆様のご配慮とご協力、副議長の廣田信之先生の適切なサポート、総務部の大きな支えがあって総会全体が守られ祝福されましたことを、心より感謝申し上げます。
新型コロナウイルスにより、不測の事態の中での新しい年度の歩み出しとなりましたが、それに勝る大いなる祝福と聖霊の導きによる神の国の拡大に共々に目を向けて、それぞれが遣わされている教会、宣教地において豊かな実りが与えられることを祈り願いつつ報告とさせていただきます。

(平和台恵教会牧師)

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