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日本同盟基督教団 教団事務所 

《連載》教団の教会教育・現状と提言 提言⑩「主にある豊かさを経験できる信仰共同体をめざそう」

教会教育部《連載》教団の教会教育・現状と提言
提言⑩「主にある豊かさを経験できる信仰共同体をめざそう」
教会教育部員 松原洋満(支援教師)

あなたには人生を変える神さまとの出会いはありますか?
神さまとの出会いは人生を変えます!アブラハム、モーセ・・・スカルの井戸でイエスさまと出会った女性、パウロ・・・挙げれば切りがありません。
では、あなたの教会ではこういった人生を変える出会いがあるでしょうか?神さまは昔も今も変わっていませんよね。みことばにも力がありますよね。では、どうすれば人生が変わるような神さまとの出会いを豊かに経験できるのでしょうか?

1 伝え方を工夫しよう
それぞれが自分で神さまとみことばと出会えるように伝え方を工夫しましょう。ともすると、一方的なメッセージの伝え方になりがちです。教師は教える人、信徒の方々は学ぶ人という区別ができてしまいます。しかし、教師から一方的に教えてもらうだけでは、なかなか自分のものにはなりません。
確かに、神さまの啓示は一方的に与えられることがあります。けれども、多くの場合は、私たちの状況と必要に応じて与えてくださいます。そうでないと、私たちは受け取ることができませんから。
自分でみことばと出会い、神さまとの新鮮な出会いを体験することを通して、目と心が開かれて変えられていきます。

2 自発的な学びを助けよう
教師にとって、信徒の方々が自分で気づけるように導くことは一方的に教えるよりもずっとむずかしいことです。一方的に教えるだけなら、用意してきたことを話すだけで済みます。ところが、教会の方々が自分で気づくように導くには、一人一人の現状をよく理解し、必要な時に適切なヒントを提供することが大切になります。これは大変なことです。けれども、さらなる成長のためには避けて通れないことです。
教会のリーダーたちは、すべてを教えてしまうのではなく、メンバーが自分で気づき、自分で発見する喜びを経験できるように助けましょう。自発的な学びや活動を促進することを目的とするファシリテーションの仕方を身につけるなど、一方的でない学びの場を設ける力がこれからの教師には必要になってきます。
イエスさまは、出会った人たちに疑問を投げかけ、チャレンジを与え、対話を通して深く考えさせてくださいます。

3 主にある豊かさを経験できる信仰共同体をめざそう
私たちは、人生のあらゆる出来事とみことばを通して神さまとの対話に招かれています。それを一人で続けるのは、容易ではありませんし、不十分な内容になりがちです。
ですから、信仰共同体の中で、多くの人たちの経験と視点が分かち合われて、豊かなものにされていくことが期待されています。
たとえば、私が以前牧会していた教会では、礼拝の後、いろいろな世代の人たちが混じった小グループに分かれてメッセージの分かち合いをしました。大人が自分では気づかないことを小学生から教えられたりして、信仰共同体の豊かさを味わえました。
すべてのメンバーが互いに教え、教えられる主にある豊かさを経験できる信仰共同体をつくっていきましょう。
「どうか、あなたがたが、あらゆる霊的な知恵と理解力によって、神のみこころについての知識に満たされますように。また、主にふさわしく歩み、あらゆる点で主に喜ばれ、あらゆる良いわざのうちに実を結び、神を知ることにおいて成長しますように」コロサイ人への手紙1章9〜10節
いよいよこの提言シリーズも最終回を迎えました。教会教育部では、各々の教会の必要に応えるため、これからも各種テキストの発行、有益な情報の提供をしてまいります。共に御国の前進、完成に向かって励んでいきましょう!

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