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日本同盟基督教団 教団事務所 

教職教育部 新任教師派遣前研修報告

教職教育部 新任教師派遣前研修報告
教職教育部員 中村忍(松原聖書教会牧師)

今年の新任教師派遣前研修は、第72回教団総会前日の3月17日昼過ぎから夕方にかけて、総会会場である国際ファッションセンター(両国)の10階研修室で行われました。翌日の典礼において准允を受ける7名の教師候補者が参加され、共に研修の恵みに与りました。
開会礼拝では山下亘先生(箕面めぐみ聖書教会)より、ルカ22章31〜34節を通して、みことばの励ましをいただきました。牧会の現場で出遭う試練は、私たちが自分の弱さを知ってますます主に信頼する者となるためであること、すべてを知っておられる主が私たちと共にいて祈り続けてくださっていること、そして、その主と共に歩んで行くことの幸いについて語ってくださいました。
その後、講師の北條輝先生(小竹町聖書教会)より、新任教師としての基本的な心得について学ばせていただきました。主の召しに立ち続け、愛と謙遜を身につけることを基本にしつつ、その上でさらに補教師(教職者)として、また社会人としての意識も高めて自分自身を整えていくことの大切さについて、ご自分の牧会経験を交えながら話してくださいました。
最後に、河野優法人事務主事より、「教会の事務管理および教団事務手続き」と題して、具体的な事務手続きについての説明を中心に講義していただきました。事務管理という地道な働きの先にある宣教の広がりについても学ばせていただき、主から委ねられた教会の管理者としての意識、また教団教師としての意識が深められる時となりました。
総会で補教師としての准允を受け、任地へと遣わされていく先生方にとって、共に学び、主にある志を再確認する機会を持てたことは、大きな励みになったのではないかと思います。引き続き、明日の教団を担う先生方のためにお祈りください。
コロナ禍で緊張が続く状況ではありますが、主の守りの中、予定通りの研修プログラムを行なうことができました。ご協力くださった関係者の方々、また背後で祈り支えてくださった皆さまに改めて感謝いたします。

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