東北宣教プロジェクトニュース
東北宣教プロジェクトの齋藤満牧師は、私にとって良き同労者であり、何よりも同盟基督教団の兄貴的な存在です。神学校時代から、未熟な私をいつも励まし、笑わせてくれました。齋藤さんは2学年上であったため、卒業と同時に震災と津波で大きな被害を受けた岩手に遣わされることが決まりました。( 私たちは互いに先生づけでは呼ばないと約束しています)。
そこで私たち夫婦は同じ学舎で学ぶ牧師夫妻と共に岩手に2015年7 月にキャラバンに行かせていただきました。現地ではご高齢の方々と「ふまねっと」を体験し、集会所で仮設住宅に住んでいる方々から体験をお聞きしたり、一緒にクラフトを制作したり、齋藤ファミリーともお交わりしました。
岩手では人々の心の傷に寄り添うことはもちろんのこと、構造的な課題と取り組む必要があることを教えられました。それは人口の流出です。震災はそれを加速化させました。それゆえ、大船渡などの人々が祭る海の神への信仰という霊的な束縛を打ち破り、町を復興させつつ、教会形成をしなければなりません。これは大変なミッションであると思われます。にもかかわらず、私は東北宣教プロジェクトにわずかでも献金している教会として原稿依頼を受けた時、ここ数年自分の牧会に忙殺され、十分に祈ってこなかったことを自覚し、悔い改めさせられました。そこで齋藤さんにお電話し、近況をお聞きした後、主の宣教が前進するため共に祈り合いました。
今ではグレイスハウス教会の祈祷課題を具体的に教会員に伝え、祈祷会やと礼拝後の祈り会で国内宣教を覚える週に加えて、小グループで祈る取り組みを始めています。今後も継続していきます。
「しかし、切り倒されたテレビンや樫の木のように、それらの間に切り株が残る。この切り株こそ、聖なる裔。」(イザヤ6章13節)
廃墟の中にある切り株から新しい芽が生えるように、神は岩手にメシアを通して、新しいことを行ってくださると信じます。
【祈 る】 秋の宣教チームとの協働、イベントが守られ感謝。今来られている地元の方々の救いのために。また教会員一人ひとりが福音を携え、礼拝に来られる方々を歓迎できるように。
【送 る】 ふまねっと後のお茶っこ、訪問時用のお菓子:賞味・消費期限の長いもの。個包装のもの、少量からお受けしています。
【参加する】 (教会の2Fに2部屋ゲストルームあり。団体は礼拝堂や食堂で宿泊できます!) ① 宣教チーム&視察 お一人から随時受付中です。まずお電話でお問い合わせください。現在、チームは3 ~ 5名規模が感謝。大人数は要相談。13 年経った被災地を見に来るだけでも 歓迎です!! ② 移住者大歓迎!地方でかがやく若者応援します!多数市からの補助もあり!一緒にグレイス ハウス教会とともに歩んでくださる方を募集してます。詳しくはお問い合わせください。
【献げる】 2024 年度TSP 献金目標額365 万円( 月額約30 万円) に対して、10 月末までに、3,026,613円 ( 予算比 約83% ) の尊い献金が献げられ、ほぼ予算通りの推移となり、感謝いたします。諸教会と皆さま方のなお一層のお献げ物をもって、現地責任の大切な働きを担う齋藤満師をお支えくださり、TSP の働きをお支えくださいますようにお願いいたします。