【趣意書】私たちの防災訓練2025
詳細は災害対策部ホームページ
「私たちの防災訓練2026」を9月から実施します。昨年の防災訓練報告教会数は約130にのぼり、前年度から3割増でした。私たちの防災意識の高まりがこの数字にも現れています。今年度(2026年度)の書き込み目標は「150教会以上」です。これは教団所属の教会・伝道所の256か所の58%に当たります。以下3つのステップを参照し、各教会で防災訓練を行いましょう。
ステップ1 「想定と計画」
多くの教会では、礼拝時に地震が起こった想定でなされているようです。確かにこれも欠かせない訓練ですが、毎年同じような内容となり、マンネリ化も起こりやすくなります。そこで、部が昨年から推奨しているのは、訓練の想定を「自分の身を守る」のみにとどまらず、「他者のいのちを守る」「支援物資の拠点となる」「支援活動をする」「公共の防災施設を訪れる」「地域の災害履歴を調べる」等に広げていくことです。さらに、想定リスクを自然災害だけにとどめず、人為的な犯罪(礼拝献金の強奪)を仮定して行った教会もありました。万が一の際には自然災害も人災もあり得ます。思わぬトラブルから礼拝者を守ることも、防災訓練の想定課題です。主が私たちの永遠のいのちを守っていてくださるからこそ、私たちも自然災害から人災まで「もしも」の時に備えてまいりましょう。
ステップ2 「実施」
計画を立てて終わるのと、それを実際に行うのかどうかで7倍の差が出ると言われます。訓練の実施は、そのまま防災力として各教会に身に付きます。私自身、防災士講習にて丸2日間座学でさまざまなことを学びました。そしてつい先日、教会近くで事故直後の現場に遭遇しました。「こういう時には、こうしましょう」と習った通りの状況でしたが、その瞬間は心身が硬直してしまい、毅然とした対応ができませんでした。数十秒ほど経って、ようやく被害者への声がけ、救急車の要請依頼、加害者の聞き取り等の行動を取ることができました。その後、非番の消防士たちが偶然立ち寄られ、その場が一気に落ち着きました。訓練された人の存在はとてつもなく大きいことを知った経験でした。たとえば、消火器の操作も頭では「ピンを抜いてホースを向けてレバーを握る」と分かっていても、いざ目の前で炎が上がると、パニックでピンが抜けず、レバーさえ握れないこともあり得ます。平素に1度でも実際に消火器を使った経験があれば、身体はその感覚を覚えています。平時の訓練こそが、有事でも落ち着いて行動するための確かな土台となります。ぜひ実際に身体を動かして訓練してみましょう。
ステップ3 「報告」
訓練を終えたら、災害対策部のウェブサイトの掲示板へ報告をお願いします。書き込むことで災害時にも教団全体に対して「私たちの教会は無事です」「今、これに困っています」等を瞬時に伝えられます。また、閲覧することで他の教会の安否や必要をいち早く知ることができます。「あの教会が大変だ、祈ろう、支えよう」と、教団のつながりをいかし迅速に動き出すために、普段から報告する習慣をつけておくことが肝要です。