2025年、神岡キリスト教会は宣教130周年を迎えました。10月19日に奈良献児先生をお迎えして午前礼拝の説教の後、愛餐会を挟んで午後の講演会でご奉仕していただきました。テーマは「高山右近の命を大切にする生き方」。地域の方々も一緒に参加できるようにと願い、神岡教会通信3000枚を用いて案内しました(地元の未信者が6名来会)。奈良先生は2013年、長年研究してきた高山右近に関する資料館(ギャラリー・ジュスト)を個人で設立。それ以来およそ3000人以上の方々に、高山右近の信仰を基にした金沢の街についてお伝えしてこられた先生です。
講演会では準備してくださった資料を配布し、パワーポイントを用いながらお話してくださいました。
高山右近が多くの戦いの中でも「人の命を奪わない・奪わせない」と考えていた根底には、人が神さまの似姿に創造されたという信仰理解があったこと。またその理解に基づいて百姓や武士という身分に関係なく、葬儀などの場面で人の命を大切にする姿を右近自らが率先して示したことなどを教えていただきました。そして右近にまつわる貴重な品々を通して、どのようにして信仰を守ってきたのかを知ることができました。一見すると普通の花瓶や人物像ですが、そこに十字架を思い起こさせる様々なしるしや工夫がありました。このようにしてキリスト教禁制の中でも、信仰を守り通してきたことがよく分かりました。
「命を大切にするということは、人に対しての関心があるからこそであり、そこには愛があります。神さまから愛されていることの喜びを伝えていきましょう」と131年目からの歩みに対して、チャレンジをいただきました。